THE STAGE OF THE KING

ABOUT

舞台「女王ステ」シリーズ

2019年から上演が始まったガールズ舞台作品シリーズ。
略称は”女王ステ”。
当時のガールズ演劇といえば、可愛らしい舞台というイメージだったが、
それとは真逆の「悲劇へと立ち向かう強いヒロイン像を描きたい」
「凛とした薔薇が咲き乱れるような舞台をつくりたい」という想いから立ち上がった。


重厚なストーリー

「誰も救われない、誰も報われない」物語をコンセプトに、
実在したと言われる血塗られた歴史的事象をベースにした
ダークなオリジナルストーリーを描いている。

劇中では、剣に切られた腕は飛び、悪魔に人生を翻弄され、
登場人物のほとんどが悲惨なドラマの果てに死んでしまう。
「不死」「愛」「嫉妬」「美」などの普遍的なテーマや関係性が詰まっており、
惨劇に込められた強いメッセージに中毒性があると言われている。

作品ごとに独立しており、1作品だけでも楽しめるが、
シリーズを通しての登場人物や楽曲もあるため、
他作品を知っているとより楽しめる構造となっている。
また、上演順が時系列順に並んでいるわけではないため、
ジグソーパズルのように不死者たちの旅路が埋まっていく感覚を楽しめる。

魅力的なオリジナル楽曲

舞台、と言いながらも「ミュージカルでは?」と言われるほどの歌唱ナンバーがあり、
強く勇ましい楽曲から楽しいナンバー、ヒロインが散りゆく時に歌い上げるナンバーまである。
近年の作品では1舞台で15ナンバーを越えることも。

魅力的なオリジナル楽曲魅力的なオリジナル楽曲 魅力的なオリジナル楽曲魅力的なオリジナル楽曲

華やかな演出

女王ステには、歌やダンスはもちろんのこと、激しい殺陣や様々な演出が使われ、
ヒロインたちが散りゆく惨劇も美しく描かれている。

華やかな演出華やかな演出 華やかな演出華やかな演出

ライブイベントなど様々なイベントを開催

本公演の他に、これまでの作品の中で生まれた楽曲を使用したライブ
「女王ステ THE LIVE」やトークイベントも開催。
今後もさらなるイベントを開催予定。

ライブイベントなど様々なイベントを開催ライブイベントなど様々なイベントを開催 ライブイベントなど様々なイベントを開催ライブイベントなど様々なイベントを開催

Archive

ARCHIVE

  • 16世紀ハンガリー

    『赤の女王』(シリーズ1作目)

    16世紀、ハンガリー。
    貴族の使用人として虐げられ惨めな生活を送っていたエルとリリィはある日、赤の女王エリザベート・バートリーの城へと招かれる。受けたこともない上等な教育と新たな友人、怪しげな従者アメリア、悪魔の影。絢爛豪華な城の中で、今夜も"礼儀作法の教育"がはじまる。

  • 17世紀オーストリア

    『楽園の女王』(シリーズ2作目)

    17世紀初頭。
    アンやリリィといった乗員乗客341名を乗せた豪華客船バタヴィア号は遭難し、豊かな自然に囲まれた島に流れ着く。無人島のはずのその島では、少女メアリーたちがとある薬の研究を行っていた。鳥が鳴き、花が咲き乱れる楽園で、悲劇は悲劇を繰り返す。

  • 17世紀オーストリア

    『純血の女王』(シリーズ3作目)

    17世紀、オーストリア。
    双子の姉妹シエナとカタリーナは、岩山の上に聳える城の中で花を育てて暮らしていた。しかし平穏の最中、カタリーナが魔女裁判へと連行されてしまう。大国の陰謀、謎の訪問者エリザベートとアメリア、悪魔と死神の存在。全てを抜けた先でふたりは"純血の秘密"へと辿り着く。

  • 17世紀フランス

    『星よ女王に堕つ』(シリーズ8作目)

    17世紀後半、フランス。
    孤児院出身の少女アトレイユは王宮で見習い美術家として働いていた。ある日、彼女は国王の寵姫フランソワーズの夕食の席へと招かれ、ひょんなことからエリザベートとアメリアが仕切る"特別調査委員会"の一員に取り立てられる。やがて彼女は、王国全土を飲み込む陰謀に巻き込まれることとなる。

  • 19世紀中国

    『女王演義』(シリーズ5作目)

    19世紀後半、中国。
    北京の街で演義の語り手をしている麗華(リーフォア)のもとにジャックという流浪の旅人が訪れる。異国の言葉を話す彼女に"徐福(じょふく)"と名付けた麗華は次第に心を通わせ、ともに群衆の前で演義を披露するようになる。しかし彼女たちは紫禁城からの使者たちに捕らえられ、城へと連行されてしまう。死の恐怖と王宮への憧れに震える彼女たちの前に現れたのは、清を支配する女傑、西太后慈禧(ツーシー)だった。

  • 19世紀イギリス

    『女王輪舞』(シリーズ4作目)

    1888年、英国。ロンドンの街は連続猟奇殺人事件に震撼していた。孤児たちと姉と共に街の片隅の孤児院で暮らすメリルは夜の街へ誘われ、月に照らされた"彼女"と出会う。「僕が、切り裂きジャックだ。」
    一方、ロンドン警察は牢屋に囚われたエリザベートとアメリアに協力を仰ぐ。貴族と共にするアン、悪魔、切り裂きジャック。複雑に絡み合った系は、やがて真相へと辿り着く。

  • 19世紀イギリス

    『月よ女王に嗤え』(シリーズ9作目)

    19世紀末、英国。
    美しいものを求めて世界を旅するアトレイユは、ロンドンで上演される舞台『月夜の女王』を観に劇場へと足を踏み入れる。しかし、彼女がそこで目にしたのは、かつて自分を呪った"悪魔召喚の儀式"だった。儀式を止めようとするも失敗したアトレイユに襲いかかったのは、同じく永遠の命を持つ少女アン。そして、助けたのはリリィだった。月夜の街で今夜も生き残りを懸けた舞台の幕が上がる。

  • 20世紀フランス

    『女王幻想花劇』(シリーズ6作目)

    20世紀初頭。
    果てしない旅を続けるジャックの目を奪ったのは、パリの酒場で艶やかに踊るマルガレータの姿だった。彼女たちはタッグを組み、"女王幻想花劇団"の一員マタ•ハリとしてスターの階段を登っていく。しかし、歌劇団の観客の中には、エリザベートとアメリアの姿が……。栄光の最中、第一次世界大戦は始まり、悲劇はマタ•ハリを逃しはしなかった。

  • 20世紀オランダ

    『女王虐殺』(シリーズ7作目)

    20世紀、オランダ。
    殺戮に永遠の命の意味を見出すアンは、ドイツ軍移動虐殺部隊の一員としてオランダ侵攻を開始する。人の命を奪うたび、一瞬の悦楽と虚しさを感じるアンの前に現れたのは、ついさっき殺したはずの少女キティーだった。彼女は無邪気に笑う。「試してごらんよ。あなたの本当の強さ」。かくしてアンは、虐殺部隊の規律に背いて、少女たちの逃亡を手助けすることとなる。お前はいったい何のために生きるのかー。

Live Stage

時空を超えて、ヒロインたちが集結。
『女王ステ』の世界観を彩る名曲をライブ形式で披露するステージ。

女王舞踏会2023